2013年4月の日誌
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4 月 30 日 (火)  



黄金週間 4日目

昨日日誌に「 気分的に少ない」と記載しました。公式には ほぼ同数とのことでした。

朝 瑞鳳殿までは、混雑していました。生産活動に従事する人々の車で 日曜日の2-3倍の時間を要しました。
瑞鳳殿も 昨日と変わらない 人出です。
働く人も 観光する人も みんな動いている訳です。


東京の旅行会社から仙台市内一円の有料ガイドの団体に依頼が入り、元締からの指示でガイドに。

ナガレを
9時 携帯に「現在新幹線車中。何時・どこで合流するのか? 最終ガイド地の出発時刻12時30分厳守で頼む」
「11時15分仙台城本丸址バス停で待機しています。 出発時刻厳守で ガイドは致します。仙台城から瑞鳳殿の移動は計画書の5分では出来ません。見物・拝観時間に影響します」
「拝観時間に影響は了知しています。待機は仙台城か? 私は 青葉城に行きたいのだが」


本日 本丸に鎮座する護国神社春の大祭日です。参拝者 全県から続々。公園敷の林の中 車・車。 車の間に木が生えていると言いたい。
ひらがなのナンバーと普段目にしない各地からの車 続々と。バス停も乗用車で一杯。


到着予定時刻です。添乗員様に電話しました。

「現在地どこでしょうか?」
「仙台城本丸址駐車場標識見えています」
5分経過 バスは来ません。

公道迄出ました。 40-50m先に バスが見えます。バスの前に駐車場入庫待ちの車 10数台。
バス迄 行きました。
添乗員に「駐車場満車です。このまま待機している時間が モッタイないです。見学しませんか? バスが追っかけてくる」


御客様 第一声 「トイレありましか?」
1番で御用を済ませたご婦人 「ガイドさん トイレに紙ありませんでした。予備見あたりませんでした。手持ちの紙 流せるか迷いました」
想定外の事件です。観光地のトイレに紙が無いとは これぞ 仙台の恥です。

「申し訳ありませんでした。」

女性は男性より 所用時間を要して回転率が低下します。
御婦人が 多い故か 時間を要します。
添乗員 ジリジリしています。


12時 瑞鳳寺山門前到着。駐車場満車 入庫不可。このまま駐車。

添乗員 曰く 「出発時刻12時30分厳守で」 
「よろしいです。御客様 なっとく されるなら」
「5分 延長します。35分出発で」

12時30分 瑞鳳寺山門前到着。トイレに、煙草に。

34分 「ガイドさん 挨拶を」 ハイ
「非常に限られて時間でのご案内でした。見て頂きたい要所・ポイントは欠かしておりません。この次 時間に余裕のある行程での お出でをお待ち致しております。この後も 楽しい旅行になりますように」

35分 約束 厳守を求められた時刻。バスは次の目的地 松島瑞巖寺を目指して 発車。


御客様に 五郎八姫を イロハ姫と読まず ゴロハチ姫と 愛姫を メゴ姫と読まず アイ姫と 読んだ方いました。当然かも。 
松島瑞巖寺の愛姫御霊屋 寶華殿を参拝され 、政宗公・愛姫・五郎八姫 御木像と御対面されるでしょうか。
出発時刻厳守で カットされない事を祈るのみ。


本日 瑞巖寺に続いて、山寺を参拝し ホテルだそうです。厳しい行程です。



4 月 29 日 (月)  



黄金週間 3日目

御客様 昨日より 気分的に少ないか? 
切れ間無く お出で頂きました。

4月からガイド始めた仲間 若葉マークついていませんから 御客様からビシビシのご質問と 9時30分から12時迄 休みなく依頼があり ガイド・お喋りです。「つかれた」待機ベンチに座り込んだ方も。

仙台市内小学校3年生に依頼されました。
内容・語り口 注意してガイドしていたら 叔父さん(40代?)から県内(津波被害地区)で育ったらしく 色々チョカイがかかります。
対応・回答していたら お父さんから「3年生バアージョンで」 の掛け声。ご尤も。

涅槃門の麒麟から 小学校3年生とお母さんを 前面に出て頂き、以後 此の態勢で。
「おんな こども あつかい」と お母さんから クレームが付くかと 緊張しましたが、その心配はなく、逆に 特別扱い と喜ばれました。ホッ。


特別案内で 東西参道 度々 上下しました。
昨日 6人 今日 5人。
広報活動 十分と言い切れません が まずまず。
あと 5月3・4・5日と 3回開催します。
公益財団法人瑞鳳殿の公式ホームページとブログにも 掲載して頂きたいと お願い致しました。
この あかとんぼ瑞鳳殿ガイド日誌 のトップからも公式ホームページとブログ ご覧になれる様になっております。ご覧ください。

JTBのブログ 昨日の案内が 掲載されました。ごらんください。


西参道 中程の石段に 開脚坐しているお嬢さんが おられました。
東西参道の追分広場に上れた 御客様の目線の先です。
「お客様 お休みなるなら もっと下って お休みください」 と

「足 くじいたんです」
「救急車 手配しましようか?」
竹杖を持った 高齢の御婦人達 口々に 「杖 かしますよ」 

騒ぎに降りてきました。
10cm位のハイヒールでした。

西参道は 石が定着され 手すりも設置されましたが、本来 お城を護ると同じ発想で作られた石段です。厳しい石段です。
仙台市文化財課は、今風の階段に改装は 許可しないでしょう。

「ハイヒールの方は手すりに手を」と 注意喚起の看板 出せるものか? 見た人 実行するか?
あかとんぼ は それぞれ 自己責任 と思います。

この 見た事柄は 事務所に報告しました。


「ガイドいます」の看板 目に入らない方います。
「ガイド 無料 御一人からガイドします 紫地羽織者にお声ください 瑞鳳殿ガイドの会」
と印字 事務所にA3番の大型に拡大・パッチ包装して頂きました。
効果抜群?????


8日日誌に記載しました 「政宗公の密書」について
 

特別公開 記念講演 が下記 要領で開催されます。

○ 演題  「政宗文書の中の『小野崎文書』」  
○ 講師  仙台市博物館市史編さん室長 菅野正道氏
○ 報告 「発見の経緯とその概要」 茨城史料ネット
○ コメント  那珂市史編さん委員 高橋裕文
○ 進行   茨城大学教授 高橋 修
○ 日 時  5月3日(祝) 13時〜15時30分
○ 会 場  総合センター らぽーるホール
        〒311-0121 茨城県那珂市古徳371
○ 電話   029−296−1651


[主催] 那珂市 那珂市教育委員会 茨城史料ネット
[後援] 茨城県教育委員会
[協力] 茨城大学 NPO法人 歴史資料継承機構

尚 展示は

期 間 平成25年4月27日(土)〜5月12日(日)  ※4月30日(火),5月7日(火)は休館
● 時 間  9:00〜16:30(入館は16:00まで)
● 会 場  那珂市歴史民俗資料館 常設展示室
        〒311-0121 茨城県那珂市戸崎428-2
● 電話   029-297-0080
● 入館   無 料

です。

ある方から 「菅野先生の講演会に行くでしょう。オッカケ隊長としては。留守中の心配無用」と 確かめられました。
「行きたいのは 山々なれど 黄金週間 道路は混み ホテルは取れないから 断念。先生に資料1式 お願いしました」に
「ヒヤー」 の反応。
確かに 厚かましい お願いをしたものと 思います。でも・・・・・



4 月 28 日 (日)  



黄金週間 2日目

御客様の出足、人数 昨日の倍でしょうか。有難いことです。

瑞鳳殿ガイドの会 独自企画  瑞鳳殿(経ケ峯)特別案内2時間コース 本日スタート。
DC企画の観光ガイドと歩く「伊達三名所」の中で本会のみ実施。

10時 瑞鳳寺山門前から 瑞鳳殿・感仙殿・善應殿・妙雲廟界・御子様御廟と 巡りました。

参加された御客様の感想は 「市民皆さんは 始めてのガイド付き参拝・見学が大変良かったとの感想でした。
JTB東北総局様から FaceBookに掲載したいと 参加者にOKを求めていました。

29日以降 下記アドレスを 確かめて下さい。(2013.04.28.19;59現在掲載されていません)
http://www.facebook.com/SendaiLoveEditors

この企画明日4月29日と5月の3・4・5日 限定です。お待ち致しております。


ガイドの紫地五色乱星陣羽織風ユニホ^ム 人気です。
あかとんぼ  3組様の モデルになりました。
内2組様 「ホームページやFaceBookに 掲載したいが よろしいか? 」でした。 どうぞ 応えましたが、。
URL等 お訊ねしなかったもので どの様に検索すれば 見られる ものか?


11時45分頃 御婦人3人「ぐるりと廻って 何分かかりますか?」
「バス停までの時間込で 30分は」
「ガイドは?」
「御満足頂くには 20-30分ほど」
「12時 お食事の約束が・・・・」
鹿落坂の料亭での 昼食であれば 急げば5分ですが、その様子はありません。
ガイド不要と、降りて来た時 既に12時。
さて さて。

折角 参拝に見え 碌々参拝しないで、且つ 約束に遅れる。
人生 時間と経費の無駄使い です。モッタイナイ


永禄10(1567)年8月3日は 政宗公生誕の日。
瑞鳳殿では、毎年8月3日 企画行事を開催しています。
昨年は 子供が対象でした。あかとんぼ の孫が参加しました。
今年は 大人が対象で 内容を検討中だそうです。
参加希望の方、 予習に ボラガイド付 参拝されたら 如何でしょうか。



4 月 27 日 (土)  



黄金週間 初日

朝1発 ガイドの会3役会議。対応を確認。
ガイド仲間 予定申告していなかった仲間も参加。
御客様 「初日だから」の予想に反し 沢山お出で頂きました。

背広の襟に金色のバッチが光る 威風堂々30人程様。
仲間のガイドを真剣に聞いています。失礼な表現かも知れませんが 大変行儀がよいです。
団体で これ程行儀の良い団体は珍しです。

案内嬢曰く「金沢市以南の市町村長・議会議長会の研修です」 
納得。さすが 一国一城の主 指導者です。

ガイドした仲間に この旨 伝えたら 「そうか これまでの団体と違うと思った。本殿前で調子が上がって来た途端 時間です と付添から 残念」


外国からも御客様。

独逸から 10-15人の団体。4月からガイド始めた SHさんが 通訳を介してガイドしました。
SHさんは 英語なら 多少と申していますが 独逸語は 別らしいです。

中国から 3人。話かけたら 英文パンフを見せました。初めて日本人でないと知りました。
「korea?」に 無視されました。
「china?」と 問わない事に プライドを害した表情。
koreaもchinaも 一目では 判りません。


本日のガイド。1組4人のみ。
東京の方で、「政宗公御木像は両眼です。それは 政宗公の母親に対する思いが発端です」に、
背に控えていた中年男性2人を振り返り
「私の息子です。仙台・松島に連れて来てくれました」と。
私のガイドを即 理解し 息子の親孝行を披露されたのでしょう。



4月15日にガイドしました千葉県茂原市からの御客様から 「説明はよく分かり易く楽しい1時でした。もう一度仙台に再訪した際に食事しながらお話をしたいものです」と身に余るお手紙と写真を頂きました。
誠に有難い思いです。仙台に是非 再訪されますよう、再会の機会を楽しみにしております。



「仙台の歴史と震災 東日本大震災と地域史の発見」と題する展示が 東北電力グリーンプラザで 5月12日迄開催されています。
仙台市博物館製作のパネルが展示されています。
博物館・市民センターで展示されたものですが、再度見ると 風化しかけたものが蘇りました。

全16頁の「土と文字が語る仙台平野の災害の記憶」2013年3月仙台市博物館発行のパンフ。
充実した内容なのに 無料で配布しています。
経ケ峯の被害写真も記載されています。

バスに乗る前 ご覧になり、パンフを貰うをお奨めします。
あかとんぼ は 仙台藩志会伊達学の帰路 偶然 発見・拝見しました。



4 月 25 日 (木)  



観櫻会
ガイド支援機構から出羽國の櫻を観たいとの要望。

然らば関山峠を越え 織田信長の末裔 織田氏の城址 天童公園に。
人間将棋大会は櫻花爛漫の元で開催されるのが通例。今年は当日降雪。
それ故か 櫻は咲いていますが スカスカ。
車が 本丸址迄 通行可には ビックリ。
所謂 ボランテイアが多数いました。


続いて、最上義光 城下 山形市馬見ケ崎さくらラインに。

馬見ケ崎川両岸 2.3kmの櫻並木、木は 青年なのか 花 房房とし キララ輝いていた。
対岸の広大な無料駐車場拝借 心行くまで散策。。

観櫻客が 河原で三々五々 食事して居ましたが、宴が皆無でした。
所謂 ボランテイアは見えませんでした。


馬見ケ崎川筋に下ると 最上義光 1600代に改修した 霞ケ城(址)公園に。
東大手門。城内 染井吉野に枝垂れ櫻 満開。今日が最高。

櫻と併走する 山形新幹線、在来線 減速走行しています。
車窓から どの位見えるか。土手が邪魔です。

城内 ボランテイアが なぜか 忍者のスピ−ドで 駆け巡っていました。
ガイドしては いませんでした。


大手門前 最上義光歴史館に。
毛むくじゃ のオジサン。高見山を感じさせます。

「ガイドしましょうか?」 「お願いいたします」  
「時間は?」 「20分程」  「短いです」 「心行くまで」

「お出でになられた 目的は なんですか?  何を見たい 知りたいですか?」
「最上義光の治世を知りたくて」

最上家の初代斯波兼頼(かねより)から幕末水野家迄の施政者、
1600年長谷堂城の戦い、
最上義光と政宗公の書状(仙台市博物館所蔵複写品含)、
太刀・刀等 
40分程 説明してくれました。


途中で質問等は致しません。ガイドからの理想的拝観者を目指して黙々と拝聴しました。


最期に「どこから来たか」と 問いました。

「仙台からきました」と 答えましたが 政宗公生母 義姫(保春院)については 語られませんでした。


最上義光は 身長180cm余で 髭だらけ 偉丈夫であったと 義光の風貌を語りました。
ガイド氏 毛むくじゃらの顔は 最上義光を慕っての結果と理解しました。

我は 右目を瞑り ガイドしようか。


間もなく 黄金週間です。お互いに 御客様に 御満足頂けるガイドを目指しましょう。



4 月 22 日 (月)  



快晴 青空
昨日の降雪 公式記録 1cm。 実際は数センチ。
タイヤ交換済みで 坂道 登れない 停車した車 幹線道路で 数見られたと報じています。
櫻と雪 同時は 公式には 66年ぶりとか。


政宗公の生年月日 変わったの?

本日 ある会合で 「政宗公の生年月日 変わったの?」と 河北新報 特集「慶長遣欧使節船出出帆400年」を 広げ訊ねられました。
そこに「1567年9月5日 伊達政宗が出羽國米澤で生れる」と記載されています。

之まで、「永禄10年8月3日 米澤城に誕生 父は伊達16代輝宗、母は山形城最上義守の息女義姫」と小林清治著「(伊達政宗)に記載されたものによって語っています。

「8月3日から9月5日に 変わったの?」
発言された方は 全て 理解しての発言であります。
旧暦と新暦での違いです。

あかとんぼ は、
永禄10(1567)年8月3日
1567(永禄10)年9月5日
と表現して 区別しております。

マスコミ・行政機関は 新暦で表現され 元号は一切記載していない様です。
之が 時の流れでしょうか?


仙臺真田氏

「家伝の名寶が語る真田幸村公と仙台真田氏」の演題で 仙台真田家当主が 蔵王町ふるさと文化会館で 昨日 講演されました。
また、この名寶が 蔵王町ふるさと文化会館(ございんホール)で、6月30日迄 開催されています。

この講演を聴き、展示名寶を見られた 読者U様。

名寶の豪華パンフレットと歴史のしおり「みちのくの六文銭」を 余分に主催者から得て 持参されました。
ご配慮に感謝致します。

なかなか 感服する資料です。
咀嚼の上 近々 展示名寶を見るに 参ります。



4 月 21 日 (日)  



雪 です。ボタ雪 積もりました。

出発準備完了。外を見たら 雪がボタボタ 降っています。豪庭?は真っ白です。
天気予報 最高気温 2度です。

ボラガイド支援機構に、洗濯・格納した冬物衣料を要請。
ゴム長に合羽、軍手をして 物置に。駕籠用雪掻き棒を探し、駕籠の屋根の雪下ろし。
通常の30分遅れの出発。
城下も 路面はシャーベット状態。ノロノロ走行。

瑞鳳殿。櫻花も、芽を出してばかりの枝も、真っ白。
昨日迄 櫻花で 全山 櫻色が 真っ白に。

雨合羽 上下に、ゴム長。 透明合羽の下に五色乱星のユニホーム。誠に勇ましい格好。

御客様 続々。
準備していたら、「ガイドいませんか?」と券売口で大声。
窓口嬢  「紫色のユニホームのガイド 只今まいります」

九州からの御夫妻様でした。
既に 道州制なのか、県名を明かしません。
当然 殿様はどなたか見当つきません。

「お客様 強運の方ですね。櫻花と牡丹雪で全山 真っ白の景は70年に1回しか見られません。限られた方だけです」

冷たい、濡れる とぼやかず ジックリと拝観されました。

降雪が激しく 濡れます フアイル開げられません。
拝殿に 座して頂き 政宗公御木像等の資料を見て頂き、本殿前でのおしゃべりは短縮しました。


ある御客様 本殿前で 
1.龍 8頭と説明されるが 何処にいるのか。居ないでないか。見えないぞ。
2.龍と雲と 立看板にあるが なにか。
のご質問。

1について、本殿の龍 正面から 左右 阿吽2組4頭しか見えません。この方 見える範囲しか信用されないようです。
位置を変え 後部見える位置から 「4隅に」の説明で 始めて納得して頂きました。

2の看板説明 確認出来ません。
涅槃門まで移動して頂き、正面の麒麟と五色瑞雲の彫刻を見て頂き、併せて 左右内外8枚 牡丹の彫刻を見て頂きました。納得されました。


聞こえなかった声に 「先に説明してくれれば良いのに」
「ガイド要らな」いと 涅槃門をくぐり、 他の人えの説明を聞いて この様に洩らす人います。


11時30分頃から、屋根に積もった雪 ドドッと落下。
幸い 下敷きに なった人いませんでした。が、一瞬の恐怖。

整美員 通路・石段のスコップで 除雪 始めました。
4月21日に除雪するとは 整美員さんも予想外でしょう。生れて初めての体験。初体験かも。

12時30分 昨日 花見の宴で 立錐の余地なかった西公園を通過。
人影 皆無。
芝生の広場 真っ白。
昨日は 青と緑の地に 七色が彩いていました。

人生と天気は 先が読めないの例?



4 月 20 日 (土)  



全山 櫻 満開です。
例年 城下より遅れて咲きますが今年は遅れを取りませんでした。
瑞鳳殿 本殿真後 真横共、また、感仙殿・善應殿地区も 満開です。

長崎からの 御客様 「梅 今 咲きおわったの?」と不思議な世界の様子。
長崎は2月に 梅が咲いたそうです。

瑞鳳殿を参拝されて 瑞巖寺を参拝されるお客様 驚かれるのでは。
瑞巖寺の臥龍梅まだです。
松島の櫻の名所 「西行戻り松」 櫻 まだ咲いていません。
手前に櫻爛漫 その先 島に松 青い海 絶景のロケーションです。
昨日 バス 5-6台入っていました。2度目の櫻 楽しみに全国から訪れた方々 満足度50%では?


お嬢さん 特に 若いお嬢さんには 胸元より 黒い大きい本体 極太で長いレンズ の ミラーレス一眼 を下げて 撮影し合っている景 散見されました。
最近のナガレですが、爺様には 異景に映ります。

東京からのご夫妻。
奥様 バチバチ 撮影しています。最新の一眼です。大きい 黒いものではありません。
涅槃門から 撮影推薦個所 案内致しました。
「ガイド 聞いてヨカッタ。タノシカッタ」と有難い感想頂きました。

写真が趣味で 櫻を追いかけ 来仙されたと 勝手解釈していたら、本命は 博物館特別展鑑賞でした。
博物館えの道筋 瑞鳳殿に立ち寄られたとの事。瑞鳳殿 予期以上の満足されたのでは?

仙台市博物館が目的で全国から 訪れる方が 数えきれない程いるとは、
有史以来の快挙の企画です。
「若冲が来てくれました」展 5月6日迄 です。


瑞鳳殿入口の発掘調査 継続していました。
参拝者通路 堅固に作られています。

職員から 「ハシを渡る様に」と誘導してくださいの 連絡。
参加仲間に その様に伝達しました。
伝達しながら 聞いたことあるな の思い。

「コノハシワタルナ」 
では 「真ん中を渡ります」
一休さん のトンチ話です。


W学芸員から1935年5月24・25日の新聞掲載の ある記事を頂きました。
この内容は 咀嚼し 5月25日頃 記載致します。ご期待ください。 





4 月 15 日 (月)  



昨日 ガイド出来ませんでした。その分に。

櫻花 見る見る間に開花。
9時と11時では 様変わり。
瑞鳳殿本殿 櫻花に 埋没。
逆光です。あかとんぼ の技能では 本殿の色彩と櫻色 同時に納められません。悔しい。

千葉県茂原市・浜松・長崎 等から 続々。
梅と桜と 同時に咲いていると 驚嘆しきり。
仙台では 当たり前 自然です。

茂原のIMさん 櫻と我をモデルに。 
事務所宛て 写真を送って呉れるそうです。

境内 もみじ 葉が 芽出し始めました。
百花繚乱。


入口 モミジの下で 発掘調査が 行われていました。

1.敷石に 記号番号入りテープを張る。
2.上空から 撮影。
3.透明布(化学製品)を 全体に貼る。
4.布の石の形をなぞり 型取りをすろ。石の記号番号も記載する。
5.布を剥ぎ、石の周囲を (石に傷をつけない様に)慎重に掘る。
6.最小限の石を撤去する。
7.掘り進む。

作業工程は上記の通りです。
文化財課から 4人 瑞鳳殿では常務理事、K学芸員が立ち会い、作業経過 注視していました。
ガイド一区切りで 「宝物でました?」に 文化財課嬢 「まだ??」

文化財課としての 当初の目的されたか 文化財課員は 昼近く引き揚げました。アカトンボも。



4 月 14 日 (日)  



仙台藩志会総会

本日14時からホテルメトロポリタン仙台で開催されました。

祝辞は、総裁伊達家18代当主伊達泰宗様
結構なご祝辞内容でした。
特記すべきは、
1.大年寺山伊達家墓所の修復進捗率は50%、完成次第、明治以降の仙台市内に所在する墓所の改葬を行います。
2.雑誌「仙台闊歩」5月号は「仙台と伊達文化」の特集です。(4頁にわたり当主伊達泰宗様が紹介されています)

議事は、提案の通り 承認されました。

講演会
講師 仙台市博物館市史編さん室長 菅野正道 先生
演題 検証・仙台藩の草創期
内容 研究対象としては「偉大な藩祖」を脱して、「是々非々」な政宗像を探究する段階
    政宗公と文学
    政宗公と諸芸
    政宗公の戦い
    政宗公と城
    政宗公の家臣
    慶長遣欧使節
    以上について 事例で紹介。

    仙台味噌・雀踊り・・・すべからく 政宗公に連結させる 昨今の風潮 如何なものか と常常 警鐘を鳴らしている先生。
    伊達家ご当主に、一門、一家(イッケ)、一族、他重臣の方々の末裔の前での講演です。

    内容として、そうだろうなと理解出来るものばかりでした。

懇親会
    部屋を移動し 9円卓にて 歓談。
    乾杯と同時、菅野先生に 屋代勘解由兵衛景頼の末裔?を先頭に 講話で質問・確認出来なかった 先祖の功績?・・・・・語る方々「門前市」を為していました。

    懇親会終了後も 先生を追っかける方がいました。
    アカトンボは、本日は追っかけタイでは 無く 見守りタイでした。

    情報
    1.慶長遣欧使節400年祭でメキシコから「ハポポンさん」来日する。 S会員
     「話は聞いている」 支倉常長末裔
     「瑞鳳殿参拝される際 ガイドでお手伝いできれば」 アカトンボ

    2.管弦劇「天の赦すところ」を9月18日電力ホールで開催する。
     宇和島での開催は????に  


設営・運営で11時集合 20時片付解散。総会等 撮影担当。
2食9時間 勤務は長かった。
月は、政宗公の兜の 「半月」そのもの。形 輝き。
トボトボ 帰る アカトンボにご褒美かな
   



4 月 13 日 (土)  



御客様は、
東京からのご夫妻。
千葉県も 神奈川県の方も 「どちらから?」に 「東京」と答えます。
昼間都民なのか? 単なる ミエなのか?
中央区・港区に 昔からお住まいの方は 最期に ポロリと昔話をされ わかります。

今日の方も 博物館の企画展「若沖が来てくれました」の鑑賞が 主な目的でした。
東京で見られない 絵画展。
仙台の人々 このこと 知っているのでしょうか。

福島県二本松市からのご夫妻。
二本松地元の歴史に精通されており、当然 政宗公との戦闘の事柄 精通されています。
お互いに 須賀川攻略等 語り合いながらガイド。

昨日 仙台城 三の丸(博物館・中庭)を見学 清水門跡からの道を登り 本丸に至ったそうです。
「体験された道 政宗公が実際に歩かれたと伝えられる道です」と伝えました。

感激するとともに 瑞鳳殿を先に見学し この事実を知ってから 体験すれば 感動はもっと大きかったろう 少々残念がっておられました。


本格ガイドは 以上2組のみ

ガイドに至らず 新人にガイドをしてもらった人。
茨城県の方でした。

伊達家の発祥は 「藤原鎌足」と語ります。
でも、常陸國真壁郡伊佐庄中村の人で、源頼朝に従軍して・・・・・は不詳でした。

現在の茨城県筑西市伊佐 栃木県真岡市中 の地図を広げ 語りました。

以後、M嬢 如何にガイドしてかは???


10日ご案内しましたS様から
「教えていただいた通りのコースを廻らせていただきましたよp(^_^)q
お陰様で充実した一日でした?
ありがとうございましたm(_ _)m」とメールを頂きました。

このコース 本日も お勧めしましたが、
政宗公を 目から 野面積石垣・植物を、 足裏から 砂利と舗装の違いはありますが 同じ地面 と体験できます。
政宗公に乗り変わり 体験できる最良のコースと思って お勧めしております。

体験して頂き また 早々にメールを頂きまして ありがとうございます。


1668年頃 片倉小十郎の、1678年頃津田民部の 仙臺屋敷があった所、現在 西公園で 仙台市街地での櫻の名所です。
広い芝生一杯に  ブルーシートを広げ、晴天下で 花見の宴が 数々 模様されていました。

この交差点で 今朝交通事故 車の正面衝突です。
アカトンボ 通過着前です。
まだ、渋滞に至らず、警察・消防・救急も到着していませんでした。
仲間は 交通が規制され とブツブツ。

杜の都防災メール 消防情報「04月13日08時31分頃 青葉区立町で救助事故との通報で消防車が出場しています」と Sat, 13 Apr 2013 08:35:03 +0900 に配信されました。

春の交通安全週間です。お互いに 気をつけましょう。



4 月 12 日 (金)  



昨日 

白石城址
舟岡要害(船岡城)址と麓 白石川8kmの「一目千本櫻」
の櫻を愛でて来ました。
車です。「花見に1ッ杯」はありませんでした。

いずれも 老人が三々五々 散策していました。



4 月 10 日 (水)  



朝TV
円高が及ぼす影響。黄金週間 如何に過ごすか。 外国旅行は取りやめ、デフレの国内旅行に注目が移っていると報じ 街録(街頭録画)を。
場面は JTB店頭 若い女性 「仙台に、瑞鳳殿に行きます」と大きい声で 鮮明に答えています。

東京のど真ん中で 全国ネットのテレビカメラに 仙台・瑞鳳殿 と連呼してくれたお嬢さんに 驚きと感謝。
4月27・28・29日 5月3・4・5・6日の7日間 午前 アカトンボ 待機しております。お声かけ お待ちしております。

全国から 江戸から 歴嬢様 お出でになるには 復習しなくてはと 瑞鳳殿に。

2月ガイド養成講座に参加され、3月自己研修されなかったSGさん 見えました。
ガイドに入る前 手順の説明 ユニホームの借用・・・等説明。
13日から 本格稼働との事 期待しております。

STさん 4月1日 以来? 
ユニホームの借用 手続きに。
ピカピカのユニホームで 早速 ガイド開始。

来てよかった。
ようよう 手水舎前 待機位置。


 オジサン 「政宗の御墓はどこか?」 涅槃門前での質問。
今 本殿から降りて来た方です。

「此処瑞鳳殿が政宗公の御墓です。御墓イコール石では無く、建物の御墓 御廟です」
に 再び 涅槃門の中。

再び 涅槃門前に。
「政宗は ヒトタラシだ。 秀吉を誑し込み 家康・秀忠・家光をも誑し込んだ。・・・・・・・」
この方 喧嘩するに来たのでしょうか?

「見方の相違ですね」で チョンに。

市中で「仙台闊歩」5月号が売られています。

特集 いまに伝わる伊達を探して 仙台と伊達文化  香道・茶道・能・桃山建築・食文化・老舗・酒道ほか

佐藤憲一先生の論文、御当主様・宇和島御当主様・瑞鳳殿等 簡潔ながら深味ある紹介がされています。
1冊 贈呈すれば 意識は変わったでしょうか?

1940年生まれ、長州人でした。

戊辰の弔魂碑をみて「あれなんだ?」
「仙台も 会津も 悪いから 懲らしめるに 攻めたのだ 長州は正義だ」

長州軍の行為を この方知っての発言でしょうか? 史観に偏りがあります。
論争するわけにもいきません。

最期 「日本で禁裏に発砲したただ1つの国は? 1864年7月19日蛤御門守備隊に発砲したのは長州ですが」でチョンに。


キッチリ ガイドは 東京からのSさま ただ一人。

「博物館の「若沖展」を見るに来ました。先に仙台東照宮を参拝して来ました。
伊達家は粋ですよネ 全てを説明して」

涅槃門の透彫から本殿と 要所で説明 撮影して頂きました。
資料館は無人でしてので説明  (VTRを見ている人れば 音声が重複するので 生ガイドをしない)。

年齢と服装から 大丈夫と、博物館の常設展と中庭をごらんになり、清水門から本丸に至るコースを紹介しました。実行されるでしょう。

良きガイドに会ってよかったと、御満足頂けた様で、名乗られ 握手を求められました。感激。
再会を約しました。


本日は 大安でしょうか?
1.東京の暦嬢が 瑞鳳殿を宣伝してくれた。
2.相性の良いガイドが出来、御客様もアカトンボも満足
3.16代様が結婚された際、金山邑中島公預かりの方に出された ご披露の案内状(写し)を ある方から頂きました。貴重な資料です。


境内は 清掃は進んでいますが、まだ、8日の暴風での折損木・枝の山が見られます。
御子様御廟に至る道は、大木折損・落下で 閉鎖されています。


臥龍梅 満開です。
北面の櫻 大木 咲き始め です。
瑞鳳殿の 二春 です。

4月7日日誌 
「資料館の動画(白黒記録映画)拝見しました」記事、事実誤認がありました。
訂正致しました。
再度 ご覧頂ければ 幸いです。



4 月 9 日 (火)  



読者応答 

読者A氏
○.アカトンボは 人生下り坂でしょう。下り坂に未来があるのはNHK BS 心の旅 のみ。
 今出来る事 今なさなければ 悔やむ余地も無い筈。
 元大英帝国宰相の如く 決断と実行あるのみ。

 5月3日那珂市での 菅野先生の講演会に参加せよ の尻たたきです。
 有難い 激励です。感謝します。 

読者B氏
○.表紙に仙台市政たより が掲載されています。
  感仙殿と櫻花の景は 理解できる。左下に菓子が記載されている。
  行政機関の広報誌の記事欄に、1私企業の紹介記事 市民公平の原則から妥当か?
  ところで 菓子の詳細を知らせてくれ。


  公益財団法人瑞鳳殿にお訊ね致しました。
  広報M嬢 チラシで丁寧に紹介してくれました。
  転記します。

  仙台・宮城デステイネーションキャンペーン特別企画
  瑞鳳殿×表参道3店舗 コラポスイーツ

  テーマは「森」
  瑞鳳殿のある経ケ峯は仙台の中心部にありながら藩政時代からの豊かな自然が今も残されています。
  この経ケ峯の森をテーマに瑞鳳殿表参道の3店舗にスイーツを作って頂きました。
  仙台にお越しになるお客様に観光と食、二重の楽しみをご提供いたします。


  「森のスコーン」税込850円
  パリンカ
  胡桃やドライフルーツがふんだんに使われたスコーン。
  県内産のはなし飼いの鶏の卵を使ったフレンチトースト。
  森のめぐみたっぽりの一皿です。


  「三宝餅」税込500円
  おたま茶や
  経ケ峯にある三っの霊屋にちなんで作った和菓子です。
  一皿で、ずんだ、あんこ、きなこの三種類の味をお楽しみ頂けます。


  「ずんだこわーず」税込158円
  ぽぷら
  仙台を代表する「ずんだ」と抹茶、この二つの緑色で経ケ峯の森をイメージして作った焼き菓子です。


  各店舗におきまして、先着200名様に瑞鳳殿オリジナルポストカードを差し上げます。


 新緑萌える経ケ峯の瑞鳳殿始め三霊廟を アカトンボ始め ガイドの会会員のガイドで お詣りし 桃山様式建築美を堪能し、 経ケ峯の森をイメージしたお菓子で 癒す。
 至福の一時では。

 読者B様 6月30日までに お越しください。



4 月 8 日 (月)  




3 月 26 日 (火) の日誌に「政宗公の密書」と題して 次の様に記載しました。

「1589(天正17)年に、常陸の佐竹義宣公の配下 額田城主・小野崎昭通に宛てた 離反を促す密書(起請文)が、茨城県ひたちなか市の3・11災で被災した土蔵から発見されたと河北新報は今朝伝えています。

政宗公であれば、あって不思議でない事と驚きません。

湧いた疑問は、
1.被災した土蔵の所有者の先祖は?
2.額田城主・小野崎昭通とのかんけいは?
3.佐竹義宣公が久保田に配置換になった時、小野崎昭通は同行しなかったのか?
4.秋田の小野崎氏と 額田城主・小野崎昭通との関係は?」


菅野先生から ご教示頂きました。ありがとうございます。
1.2.について.
 被災した土蔵の所有者は小野崎昭通の子孫ではないそうです。  

3.佐竹義宣公が久保田に配置換になった時、小野崎昭通は同行しなかったのか?
 →小野崎昭通は、政宗から起請文を受け取った後、佐竹義宣に対して表立った反抗を企てることなく、
  義宣とともに豊臣秀吉の許へ赴くなどしているが、
  その後、まもなく佐竹氏から攻撃を受けて居城の額田城を退去し、政宗の客分となり、
  最終的には水戸徳川家の家臣となっています。

4.秋田の小野崎氏と 額田城主・小野崎昭通との関係は?
 →小野崎氏には幾つかの系統があり、その多くは主家とともに関ヶ原合戦後に秋田へ移住しています。


疑問4のもとは、アカトンボ家の系図に 「小野崎氏」の記載があります故です。
詳しい事は調べていません。一切不明ですが、
「小野崎氏には幾つかの系統があり、その多くは主家とともに関ヶ原合戦後に秋田へ移住しています」
から なにか 縁 があるでしょう。





この「政宗公の密書」が 下記 要領で 特別公開されます。

期 間 平成25年4月27日(土)〜5月12日(日)  ※4月30日(火),5月7日(火)は休館
● 時 間  9:00〜16:30(入館は16:00まで)
● 会 場  那珂市歴史民俗資料館 常設展示室
        〒311-0121 茨城県那珂市戸崎428-2
● 電話   029-297-0080
● 入館   無 料


特別公開 記念講演 が下記 要領で開催されます。

○ 演題  「政宗文書の中の『小野崎文書』」  
○ 講師  仙台市博物館市史編さん室長 菅野正道氏
○ 報告 「発見の経緯とその概要」 茨城史料ネット
○ コメント  那珂市史編さん委員 高橋裕文
○ 進行   茨城大学教授 高橋 修
○ 日 時  5月3日(祝) 13時〜15時30分
○ 会 場  総合センター らぽーるホール
        〒311-0121 茨城県那珂市古徳371
○ 電話   029−296−1651


[主催] 那珂市 那珂市教育委員会 茨城史料ネット
[後援] 茨城県教育委員会
[協力] 茨城大学 NPO法人 歴史資料継承機構

興味おありの方 黄金週間の最中です。お出かけください。
詳細は、那珂市HP (http://www.city.naka.ibaraki.jp/news.php?code=81 )を



政宗公から小野崎氏に宛てた本物の書簡が見れて、菅野先生始め現地一流の先生の謦咳に接する 又とない機会です。

自称 菅野先生追っかけタイ です。 
行かねばならぬ ところ。

黄金週間の最中 仙台・宮城DCで 伊達三名所 瑞鳳殿 特別案内の期間中で、ガイド元締めとして 悩ましい立場・判断に迫られました。



4 月 7 日 (日)  



閃光 瞬時 頭上で雷鳴・轟音。
「馬尻(バケツ)撒かした様な」から「滝のような」の豪雨。

鑓が刺さる感じ。落下した雨粒 3尺ほど跳ね上がります。
落下する雨粒と跳ね上がった雨粒。上下交錯します。

四阿から券売場が かすんで 見えません。

濡れと落雷から四阿に避難しました。
頭上 真上の閃光と雷鳴は怖いです。

「瑞鳳殿本殿脇に避雷針があるから 大丈夫」の仲間の声
あの避雷針は、3.11災で先端部約5m 折損しています。
果たして 対雷に有効でしょうか?

瑞鳳殿再建1979年以降 境内に落雷の実績が無いそうです。
と申しても 現在から未来に 落雷の可能性ゼロを保障するものでありません。
治まるまでの刻限 コワカッタです。
地震・雷は 予測なしの無差別です。


激雨の最中 さすが 参拝客は途絶えました。
止みますと ゾロゾロ バスも 4台 2台と。

新人の午後からの人に、手順を説明していたら 今の今まで差していた アカトンボの傘が 傘立から ドアの外に歩き出しました。
「それは困ります」 慌てて追いかけました。


資料館の動画(白黒記録映画)拝見しました。
1935年 瑞鳳殿の政宗公に 伊達家16代興宗様と小笠原氏の鞠子様が 政宗公三百年祭本祭のにお詣りされた際の白黒記録映画です。
夫人 鞠子様の袿袴姿があり、伊達家関係の沢山の方 映っています。
音声はありません。

貴重な資料です。

ぜひ 御来観 ご覧ください。



4 月 6 日 (土)  



仙台・宮城DC
企画「観光ガイドと歩く伊達三名所」初日。

関係者テープカット?
仙台観光コンベション協会 S係長、I主任
街ナビプレス社 S編集長 Y伊達武将隊コウデイネーター I企画営業嬢
産経新聞 I記者
ガイド あかとんぼ U NK 両瑞鳳殿ガイドの会副会長に、Oさん S1さん S2さん Kさん S嬢

9時 以上メンバアー勢ぞろい 幻のテープカット?
6月30日までの恙ない ガイドを祈念しました。

仙台観光コンベション協会から
 「3ケ月約30日のガイドするに 不足・不自由している物・事ありましたら」と有難いお言葉。
今回の企画のチラシを下げた看板 標識を もっと 目立つ ものを作って頂ければ とお願い。


街ナビプレス社 S編集長から
本日からKN旅行社企画で、伊達武将隊が観光客を案内してきます。
説明等に 不適切な所ありましたら 御指摘ください。

あかとんぼ
皆様 プロです。不適切な表現は無いと思います。直接指摘する 無礼な事は 致しません。
改善すべき点 会員から報告ありましたら メールで連絡致します。
共に手を携え 御客様に ヨカッタと言われる ガイドをしましょう。


なお、このツアー 若い人 健脚向きです。
11時15分 仙台駅集合。ループルバスで移動、瑞鳳殿で約30分で参拝、瑞鳳殿から 蛇行する廣瀬川を見学 仙臺城跡三の丸迄徒歩移動
政宗公胸像を見学後 バスで本丸に。ズンダだんご、ささかぼこ1枚、牛タン串1本を食して13時30分解散。大人1人3000円。

本日、伊達成実と隠密の二人が お嬢様二人を案内して来ました。
瑞鳳殿で約30分の予定です。石段登りながら 説明して来たのでしょう。本殿で拝礼したら スタコラ  スタコラ。
思わず 開扉時(政宗公御木像)写真を お見せしました。


産経新聞 I記者から
どんな視点から ガイドをしているか?
ガイドの様子を撮影させて欲しい。

あかとんぼ
どちらから?とお訊ねして 伊達家と お住まいの土地との関連を語り、伊達家と仙台・宮城に親近感を持って頂き、また、見えていて見逃しているポイントを説明して ガイドを聞いてヨカッタ。
仙台観光は 楽しかった の気持になられる様
ガイドに全員 努めています。


朝は 錯綜しましたが、昼近くは 参拝者の足が落ちました。
天気 土日 強烈な暴風雨になると 予報が繰り返し流れており 旅行を取りやめた方 それなりに 居るのではと仲間で衆議一決しました。



78年前 1935年政宗公300年遠忌法要時の動画(映画を 資料館で上映していますと W学芸員から ご案内頂きました。
本日 見る余裕が ありませんでした。明日には ぜひ 見たいものです。


梅 臥龍梅 咲きました。お待たせ致しました・



4 月 3 日 (水)  



なぜ 牡丹?

涅槃門の内側(妻)の彫刻は牡丹です。
過日、御客様に 
「なぜ 牡丹なのか?その意味は? 他の物では駄目なのか?」
のご質問に 答えが詰まりました。

通常
涅槃門前で、伊達家8家紋の菊紋と麒麟を、続いて 右の緑格子越に 左内妻の牡丹を見て頂き 花と葉以外の部分 空白の先に見える笹葉を確認して頂きます。
右外妻の牡丹と阿吽の唐獅子を、
門内に入り、右柱の位置から左内妻の牡丹を見て頂きます。
変化 気がつく方と 五里霧中の方とに 別れます。

五里霧中の方に
「門の外 腰を屈めて見て頂きました牡丹は8分咲きか 隙間が一杯 笹葉が見えました。今 門をくぐり 同じ牡丹を見ますと 満咲 画面1杯で隙間は無くなりました」

まだ 納得しない方は、 門外に引き返し 確かめて 「ガイドさん 言っている事本当だ」と。

正面の位置から「五色の瑞雲」と 穴の位置を 見て頂きます。
外での「麒麟」 が「五色の瑞雲」に代わり 穴の位置が同一でない事、これまた、素直に納得される方、されない方います。

納得頂いた所で、
再建されたもので、規模・構造・装飾は 焼失前と余り異なる所が無い。100%では無い。
妻飾りの牡丹に唐獅子、蟇股麒麟の彫刻は 宮城県美術協会理事 林鳳雲 の作である。
唐草の透彫等は 創建当時は白檀を素材としていたが 現在は 樟(クス)の木である。
之は 鈴木彫刻店の製作。
黒漆塗・極彩色は、日光東照宮の修復担当の小西美術工芸社の製作。
仏教では、「牡丹(イシュタル)を仏陀とし、獅子を仏母摩耶としており、唐獅子牡丹の文様は「仏陀」(釈迦)を護る仏母摩耶」の文様です。
と、ガイドします。

ここで、涅槃門の上部 左右に視線を走らせた 御客様から 
「なぜ 牡丹なのか?その意味は? 他の物では駄目なのか? 
外妻の説明は納得した。
対面4区画であるから 団結すれば 母の保護が無くとも 自立できるの意味か?」



こんな質問も
「唐獅子牡丹は わかった。
さて、任侠映画なのに 背一杯 唐獅子牡丹の入れ墨の粋なニイサンが 出てきた。
あれは、仏母摩耶に護られた「仏陀」(釈迦)なのか?
任侠の世界は 佛の世界か?」


浅学菲才の あかとんぼ には 答れない ご質問です。


過日、秋田県立美術館を訪れた際、
その展示品に、佐竹北家(角館)3代当主 佐竹義躬(ヨシミ)(生1749.9.12) と 小野田直武17770年代作 の2幅の画 何れも 「岩に牡丹」でした。

秋田県知事執務室に 小野田直武の重文「不忍池図」の複製が 掲げらています。(本物は秋田県立博物館所蔵)
この絵の花は 芍薬です。牡丹ではありません。

小野田直武イコール秋田蘭画の 秋田蘭画は西洋絵画の未完とも。
この人が なぜ 画題に 牡丹・芍薬を取り上げたか?

牡丹イコール「仏陀」(釈迦)ではなく、牡丹・芍薬の花の美しさに尽きたと思います。


涅槃門内妻の牡丹も 牡丹の花が 豪華・華麗 故に 描かれたのでは の結論に至りました。 



4 月 2 日 (火)  



写真で見る 國寶 瑞鳳殿

公益財団法人瑞鳳殿春の企画展「写真で見る 国宝 瑞鳳殿」が昨4月1日から開催されました。

昨日 駆付け 拝見しました。
素晴らしい。

「ネコイラズ」ではなく 「ガイドイラズ」と申したくなる 近来最高の快心打 です。


國寶であった時代の瑞鳳殿・涅槃門、拝殿、唐門・橋回廊、本殿、御供所、感仙殿・本殿、善應殿・本殿を、それぞれの位置で、畳1枚大の面
1〜2面 と 5面に、拡大した古写真と解説を掲示しています。

A1〜2版の拡大された写真 何れも鮮明です。
1945年以前に写真葉書として 販売されたものを 古写真市場で落札してものを スキャン A4に拡大したものを 手持資料として 活用しています。
鮮明度 今回の掲示された写真 優れています。 あかとんぼ 完敗です。
担当W学芸員に馬を繋ぎます。ご教示ください。


券売窓口に「展示解説シート」が 無料で配布しています。
シート片手に 番号順に 板の写真を見て 解説を読み  再建された現物を拝観しながら 進む。

善應殿のお詣り 終わった頃 ボラガイドが出来る位の 知識が蓄積されている筈です。
故に(「ガイドイラズ」と申したくなる)と 上記しました。


是非 お出かけください。



4 月 1 日 (月)  



4月1日 新年度初日

青空 雲一つ見られない 正に「春暖の候」 
午前6時 路面は凍結していました。
昨日の降雪は 夢の如し。


仙台・宮城デステイネーションキャンパーン(DC) 初日。
デステイネーションキャンパーン(DC)とは、JR6社と地元観光関係者・自冶体が一体で展開する全国観光キャンパーン。
「笑顔咲くたび、伊達な旅」が標語。

朝 仙台駅で 仙台市長等関係者のテープカットでスタート。

市長は「瑞鳳殿ではボランテイアの皆さんによるガイドツアーが・・・・」と挨拶。

杜の都の登竜門 伊達家三大名所 瑞鳳殿 では テープカット等は特別 に催さないそうで、屋敷待機です。


我々のガイドは、土・日・祝日の9時30分から15時まで 涅槃門前に 待機し 無料で ご希望の時間で ガイド致します。

4月は6・7・13・14・20・21・27・28・29 の9日
5月は3・4・5・6・11・12・18・19・25・26 の10日
6月は1・2・8・9・15・16・22・23・29・30 の10日

計 29日。全日は 困難ですが ガイドに努めます。
このほか 

5月24日は 政宗公378遠年忌法要が瑞鳳殿で 
6月4日は 綱宗公303遠年忌法要が善應殿で

また、6月20日は 綱村公始歴代公法要が大年寺で
催されます。末席を汚すつもりです。

みなさまのおいでをおまちいたしております





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