愛  姫
愛姫(めごひめ)座像
廟 寶華殿(ほうげでん) 扁額
開扉した寶華殿 正面 
廟 正面内部
天井 長押

寶華殿

寶華殿 正面全景
陽徳院霊屋 万治三年1660)
 ;霊屋は伊達家の墓制で埋葬した上に墓堂を建て木像・位牌を安置する。  この霊屋は三代藩主綱宗によって造営され、廟名は寶華殿という。
 扁額は瑞巌寺百十世大巓通(ダイテツツウテツ)の揮毫
 屋根は寶形造り銅板葺〔もとは茅葺〕屋根裏は扇垂木で金箔・朱漆の化粧跡がみえる。
 大きさは9尺〔2.72メートル〕四方
 円柱(まるばしら)板壁(いたかべ)で四方に匂欄〔てすり〕つきの回廊を巡らし、正面に一軒の流向拝を出し、五段の木製階段を設ける。扉は桟唐戸で内外面とも狭間(さま)に枝折花(しおりばな)を浮彫り彩色するる
 内部は手前が畳敷、奥に黒漆塗の禅宗様須弥壇(しゅみだん)を設け、佛体(ほったい)〔尼像姿〕の陽徳院木造座像・位牌・念持佛(ねんじぶつ)の阿弥陀如来を安置する。
 三方の板壁には金箔を貼り、畳敷の左右に黒で阿吽の唐獅子を描く。
 天井・長押(なげし)には極彩色の草花当主は本殿祭壇描く。
 元来は外面全てに黒漆が塗られ、所々に金具が取り付けられ、堂の周囲に瑞垣(みずがき)及び堀で二重に囲み、正面に門が設置されていた。
 昭和28年3月3日
   宮城県文化財指定
戸 内側
廟 内部正面
天井・長押
戸・内側
以上は 寶華殿前 告知板による

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