扁額 善応殿
善應殿 
 三代藩主綱宗公の御霊屋です。公は1640年8月8日仙台城で生まれ、1658年9月19歳で第三代藩主となるも、1660年8月25日、故あって幕府より逼塞を命じられ、1711年6月4日72歳で亡くなる迄、品川屋敷で過ごしました。 
 御霊屋の善應殿は、1716年五代藩主吉村公の世に完成しています。
瑞鳳殿と同じ桃山様式の廟でしたが、1945年7月10日の仙台空襲で焼失しました。1985年5月に再建されました。
善応殿 本殿
解説板 綱宗公と善応殿
無縫塔の説明板
無縫塔 実質只一人の殉死者の墓標
厨子に座す 綱宗公 自画像
構造・規模
鉄筋コンクリート造、平屋建、寶形造。
 桁行  5m80
 梁間  5m80
 面積  33.64u
 最高の高さ(宝珠の先端まで)  9m

彫刻・極彩色以外は感仙殿と同じです。
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無縫塔
本殿右前にひっそりと立っています。頭部が丸く、通常のお墓と異なるをお気づきでしょうか。
御木像
綱宗公

 焼失前は家型厨子はあったが御木像はなかった。
 本木像は、綱宗公の自画像〔大槻文彦著・伊達騒動実録掲載。側室水口氏にに与えたもの)を基に作製された。
作者は 圓鍔勝三氏
彩色は 川崎普照氏
材質は 樟の木 一本彫
完成は 1985年5月
大きさは 資料無く不明

厨子
 構造
  木像 入母屋造 屋根柿葺
 規模
  幅 1.58m
    奥行 1..32m
  面積 2.1u
    軒高 2.54m 
本欄記述は、財団法人 瑞鳳殿 刊行 「感仙殿・善応殿再建の経過」によりました。
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